素敵にアロマテラピー 乳がんの人の心と体に

乳がんの患者のハーバルライフを応援する、患者会「Ruban Rose(リュバン ローズ)」に入会しました。
昨年、私自身に乳がんが見つかり、治療をいたしました。
乳がんは女性ホルモンと関係する病気です。私が日々愛用して欠かせないアロマには、女性ホルモン分泌作用があるものがあり、それらは今後使えないことになります。
普段アロマを教室でお伝えしている立場なのにかかわらず、実際に自分がその病気になってみると、使えるものと使えないものの判断が出来なくなり、アロマの使い方がわからなくなってしまいました。気分転換になるようにと、柑橘系やラベンダーなどで芳香浴はしていましたが、この先使い方がわからないままでは、アロマのお仕事もできなくなってしまう。使えるものと使えないものがわかるようになるには・・・
そんな時に出会ったのが「素敵にアロマテラピー」という、アロマやハーブによる乳がんのケアを紹介されている本でした。

本には、入院の準備から、手術後、治療中におすすめなアロマやケアの仕方が紹介されていました。もちろん、使えない精油も載っていました。
この本のおかげで、アロマを手放すことなく、今も使うことができ、教室も続けられています。

先日、術後1年の検査を終え「異常なし」の結果をいただきました。順調な経過と、アロマを使い続けられることお礼を伝えたくて、本の中で紹介されてた患者会「Ruban Rose」に連絡をしてみました。
すると、私がアロマ資格保有者であったため、一度お話をしてみましょうと、本の著者であり患者会「Ruban Rose」の代表でもいらっしゃる、飯田智子様からご連絡をいただき、オンラインでお話をしてくださったのです。

現在、一緒に活動する仲間を探されてた飯田様は、私にも参加できないのかとお声がけをくださりました。
私のこれまでのアロマの知識と、病気の経験が誰かのためになるのならば。ぜひ参加したいと、気持ちを伝えました。
まずは、オンラインでのおしゃべり会に、アロマクラフトの作成に参加して、会のメンバー様と交流していくことにしました。

私の病気の経過はとても良好で、毎日のホルモン剤を飲むとき以外は、ほとんど手術をしたことを忘れているくらいです。
こんな私でも、他の患者様に寄り添うことはできるのか?そこに関して、飯田様は全く問題ない、とおっしゃっていました。「Ruban Rose」は、アロマはもちろん、ポーセラーツやカルトナージュなども楽しむ、素敵な女性の集まりなのだそうです。飯田様に見せていただいた、ポーセラーツでバラの柄のビーカーにときめきました。こんな素敵なアロマのお道具、初めて見ました!ケアばかりでなく、楽しむことを大切にしている。患者会のイメージが変わりました。

今後、活動されているメンバー様と、良好な関係を作り、私は早期発見のための検診の呼びかけと、患者様にはアロマで楽しむことをお伝えしていきたいと思います。

素敵にアロマテラピー―乳がんの人の心と体に
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