1年の中で最も大好きなイベント、「第12回北海道ほんものヴィレッジ&クリスマスヴィレッジ」に出展しました。ほんものヴィレッジには食のガイドラインがあります。
「ほんものヴィレッジでは独自のスタンダードを設けております。化学調味料、人工トランス脂肪酸、ショートニングやマーガリンなど、パーム油、人工甘味料、人工着色料、ポストハーベスト小麦粉、化学合成添加物、遺伝仕組み換え技術を使用しない「安心安全な飲食」をご用意しています。また無農薬・無化学肥料の北海道産の農産物もご購入いただけます。」(出典:ほんものヴィレッジパンフレットより)
私が普段はスーパーでお買い物をするときは、食品の原材料のところをよく確認しております。そして違和感を感じるものは購入を控えています。市販のお菓子の多くは、原材料の油や砂糖に違和感があるので、滅多に買うことはありません。
しかし、ヴィレッジでは食のガイドラインがあるから、原材料を気にすることなく、欲しいものを遠慮なく購入することができます。もう、会場内は誘惑でいっぱいです。ヴィレッジではここぞとばかりにお菓子を買う日なのです。
では今回購入したお菓子を「ほんもの」がわかる人には感激の原材料の欄も載せて紹介していきます。
おやつ屋COUCOUさん
美瑛町から出展された「おやつ屋COUCOU」さん。こちらのお店マフィンにクッキーがたくさん並んでいました。米粉を使用されており、種類もたくさん並んでいました。とても人気のお店で、夕方にはマフィンは完売。お隣のブースだったので、私の1日目のお昼ご飯にしました。米粉でお菓子を作るのは難しいそうです。食感やふくらみ具合など、米粉ならではコツがあるみたいです。それを感じさせないほどのふんわりとしたマフィンでした。
原材料が米粉なので、お昼にマフィンひとつでしたが、その日1日のエネルギーはしっかり補給できました。抹茶とお豆とデーツという珍しい組み合わせでしたが、食べると抹茶ケーキに時どきお豆という感じで、とてもおいしくいただきました。
今度お会いした時には、違う味のマフィンを食べてみたいです。
ファームあるむさん
「うちは卵屋なんです」とおっしゃていたファームあるむさん。店頭に置いてあるパンフレットには、ニワトリが600羽の小さな養鶏場と書かれていました。養鶏場の規模感がわからない私には600羽はすごい数だと感じました。オーナーさんの話によると、一般的な養鶏場は万単位のニワトリが飼われているそうです。そこまで多いと、機会的に卵が製造されていると感じます。そのような中で600羽のニワトリを平飼いで育てているファームあるむさんは、かなりこだわりのある養鶏場だといえます。卵はニワトリのものとは思えない大きめで、のびのびと育てられていると想像できました。
このファームあるむさんがものすごい人気だったのです。売り切れるまでずっと行列でした。そんなオーナーさんは忙しいはずなのに、とても大切なものを扱うような手で品物を補充しているのが印象的でした。いつも卵もそのように扱っているのでしょうか。このような丁寧なオーナーさんだからこそ、お菓子が美味しいだけでなく、ものすごくたくさんのお客様に愛されてるんだなと感じました。
2日目のお昼ご飯に、今年のシフォンケーキはくるみを選びました。実は昨年もこちらのシフォンケーキをお昼ご飯にしていました。その時はカシスを食べていました。毎年買ってしまう私は、すでにファームあるむさんのファンになっているのでしょう。
エシナエトロさん
去年も食べました、毎年恒例の生チョコブラウニー。エシナエトロさんの生チョコブラウニーは、まるでガトーショコラのようにしっとりしていています。こちらはイベント後のご褒美として家でじっくり味わうのにいつも買わせていただいています。濃厚なチョコレートがたまらなく、甘さが控えめなので飽きることなく最後まで食べ尽くしてしまいます。こちらを一品で味わうのはもちろん、今年はイベント後の美味しいお酒と一緒にいただきました。
今年は購入してありませんが、エシナエトロさんでは レモネードもご用意されています。はちみつにたっぷりレモンが漬け込まれていて、それをお湯で割ってホットで楽しんだり、炭酸で割ったりもしてくれます。ご来場者様の多くが、レモネードの紙カップを持ち歩いてるのを見ました。見ていると、自分も欲しくなるものです。来年はレモネードも飲みながらイベント出展を頑張ろうかなと思っています。
ARTESTANDさん
他の出展者さんから「この人イタリア人よ」と言われていた、ヴィレッジには珍しいタイプのオーナーのARTESTANDさん。ご本人はイタリア人ではありませんが、イタリア人のように女性が喜びそうなことを堂々という面白い人でした。たくさん褒めてもらって、私は上機嫌です。
しかもお菓子への情熱もしっかりある人だと感じました。お店にはヴィーガン向けのスコーンがたくさん並んでいました。ちょっと刺激が欲しいと感じていた私はシナモンロールを選びました。その程よいスパイスのきいた味と、しっかりとした作りから、お菓子には真摯に向き合っている人なんだと感じました。話すとイタリア紳士みたいだけど。お客さんには真面目に接しているのでご安心を。
このように、どの出展者様も食のガイドラインを守られ、こだわりの材料でお菓子を作られています。原材料を見ながらいただくお菓子からは、作る人の温かい気持ちと誇り高さが感じられました。
お菓子は自分で食べるだけでなく、贈り物として誰かに食べてもらうことも多いものです。だからこそ安心安全な材料で作られていて、美味しさやぬくもりが感じられるものであるべきだと思います。
今年もたくさんの美味しいお菓子に出会うことができて幸せです。
キャンドルライトエンディング
クリスマスビレッジの締めくくりには、キャンドルライトエンディングがあります。会場の照明を落として、各ブースにキャンドルがともされます。その幻想的な空間で、みんなでサイレントナイトを歌います。ちょっと早いクリスマス気分を味わいながら、そしてこれから冬に向かっていくという季節も感じながら、ヴィレッジは幕を下ろします。
今年も本物ヴィレッジに出展できたことは、私の誇りであり幸せであります。
この次はヴァレンタインヴィレッジ
2025年2月2日に開催されます。私はチョコレートチックなアロマを用意して、アロマハンドトリートメントとオリジナルバスソルト作成のワークショップをしようと思っています。また近いうちにヴィレッジが開催されるので、楽しみで仕方ありません。
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